最近
坊さんはどんな本を読んでいるのか?
と尋ねられたので
お答えします
坊さんが最近読んだ本は
「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち |
足立区で起こった
ウサギ用ゲージ監禁虐待死事件
下田市で起こった
嬰児連続殺害事件
を追った
ノンフィクションのお話。
加害者たちもまた
辛い幼少期を過ごし
同じような境遇の人と
結婚・・・
そして
子を産み
虐待・・・・
負の連鎖が止まらない・・・
エピローグには
たいがいの親であれば
幼少期の経験から子どもを愛し
育て、必要に応じて周囲に
支援を求めることができるだろう。
しかし、事件の当事者たちは
そうではなかった。
劣悪な環境で育ったがゆえに
家族が何なのか
愛することが何なのか
子育てとは何なのかを知らない。
生活苦のため、水商売についたり
犯罪に手を染めたりするうちに
負い目を感じ
行政に相談できなくなってしまう。
人は誰しも
自分の生まれ育ちを選ぶことはできない
でも
ほんのわずかな勇気を持ちさえすれば
あるいは
それを促す者がいさえすれば
救われる親もいれば
幸せに育つ子どもがいるのも
事実なのだ。
以上 本文より抜粋
なくなったらいいのになぁ
虐待。
コメント
コメント一覧 (6)
そんなことするわけないのに。その言葉のせいで、私はそんな人間に見られていることを知り少し心が痛みました。
虐待されて育っても我が子に虐待する親ばかりではないはずなのに、負の連鎖と言うインパクトのある言葉のせいで虐待児→虐待親みたいな構図が出来てしまったように思います。
虐待がなくなる為に何が出来るかは解らないけど、命は尊い物なのだと教えて行くしかないのでしょうか。
子供よりも恋愛な母。
助けを求めることが出来ませんでしたがグレずにやや斜めに真っ直ぐ育ちました。
グレる事のが怖かった。
自宅のが地獄だったので小学校~高校卒業まで無遅刻無欠席。
一番に登校し冬はストーブをつけ帰りはストーブ消し戸締まりし一番最後に。
一見優秀な生徒を演じる事が出来ました。
小学校の時は栄養失調で先生がこっそりキャラメルくれたのもいい思い出です。
今なら通報されてしまうのでしょうが…
今は5歳の娘と二人暮らし。
虐待が怖くて再婚なんて出来ません。
しようとも思えません。
元夫に私名義の借金数百万作られましたが
離婚して娘と二人暮らし
とても幸せです。
虐待しようとなんて思えません。
かと言って甘やかすつもりもありませんが…
年取った時に娘に虐待されないよう頑張ります。
それを踏まえた上で聞いてください。
妹がいる二人姉妹で、子供の頃から何でも比べられました。
妹が出来る事を何故出来ないのか
周りが出来る事が何故出来ないのか
母には年中
恥ずかしい
何処にも連れていけない
何で何で何で…
と言われ続け
父はそれを母に
お前の躾が悪いから
子供を差別してるから
お前のせいで俺が恥ずかしい
と言われ続けてました。
私と母は今では会話が出来る様になりましたが、前まではお互いに相手の「せい」にしてお互いを責めたり恨んだりしてました。
なので私はシングルなのもあって、一人で2役(父母)やらなきゃと思い、怒るのも誉めるのも精一杯の愛情だと伝えて、我が子を否定しない様に育ててきました。
ですが、思春期もあり、最近は怒ることが増えてました。
そしてある時「私とそっくりな考え方してる」事に気付き、本人が生きづらいと思っている事に気付き、解決策を探していた頃、ADHDと言う病気を知りました。
私はADHDと言う病気を知るまで本気で母に嫌われてると思ってました。
寧ろネグレクトに近いと思う位姉妹で差別されて育ってきたと思ってました。
何が言いたいのか分からなくなってきましたが(笑)
虐待は連鎖するって言われますが、それと同じだけの確率で反面教師にしている親も沢山居るんだって事を知って貰いたくて、長々書かせて貰いました。
「虐待は連鎖しない」
「躾と強制は別物」