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相談させてください。


母に本当のことが
言いづらくなってしまいました。




母は76歳です。



車の運転以外の身の回りのことは
自分でやっていて、
年相応の物忘れや、
行くたびに同じ話をすることがありますが、

ボケてはいません。


私の家から実家までは
車で20分の隣市に住んでいます。


週末は次男の習い事
教室が実家の近くにあるため

待ち時間や教室が終わった後
お迎えに行き子供たちに合わせています。




孫も可愛がってくれるし、
優しい良い人ですが
少し気になるところがあります。


それは、

近所のお子さんや親戚の子の
進学した学校や職業のことなど
とやかく言うところです。





例えば、

Nさんの家のお爺さんは孫が
頭がいいようなことを言っていたのに
中の下のレベルの高校に入ったんだって。

とか、


Kちゃんは中の下レベルの高校すら
入れなかった。


とか、

親戚のT君は職を転々としているとかです。




困っているのは

長男の進学のことです。



長男は中学3年生、
軽度の知的障害があります。

言葉の遅れ、
手先の不器用、
空気が読めないなどです。


挨拶や簡単な近況報告はできるし、
元気良くハキハキ答えるので
何も知らない人からすれば
しっかりしてる子に見られます。


3歳の時に診断されました。

その時

親にもちゃんと言いました。


ちょうど次男がおなかにいるころで、
産後は実家に
1ヶ月ほど里帰りをしました。




両親も長男に障害があることを
知り悲しんでいました。

泣きじゃくる私に

「この子にはこの子なりの道が
あるから頑張って育てよう」

と言ってくれました。



里帰り中

両親はすごく頑張って
長男の面倒を見てくれました。

長男はうがい(
吐き出さずに飲み込んでいた)
ができるようになり、


トイレトレーニングにも
成功しました。

療育施設や
言語訓練も連れて行ってくれました。




月日は流れ、
小学校の就学時健診が
近づき母に相談しました。



私「支援級にしたほうがいいのかなぁ」

母「そんな可哀想なことしないでちょうだい。
   学校から言ってこない限り支援級に
   入れなくていいの!
   そんなことするならお父さんが
   一言いうって言ってたよ!(怒)」

父は怒らせると
ものすごく怖い人でした。



私「でもさ、何もわからないのに
   そこに座って1日を過ごすほうが
    可哀想だと思わない?」


母「それはそうだけど・・・」



この言葉を聞いて
私は母に長男のことをもう
2度と相談しないと心に決めました。




長男は通常級で頑張りました。


時々先生から

「支援級のほうが・・・」



と声をかけられましたが
 コミュニケーション能力の向上の
 ためなんとか通常級をお願いしました。





発達障害に理解のなかった私達夫婦、
少しだけ期待していたんです。


グレーの子が白い子達の中で
生活していったらもしかして
白に見間違えるほどの
薄〜いグレーになるんじゃないかなって、

でもダメでした。




長男の子育ては
本当に大変でした。


今も大変ですが、

しかし

母は私が長男の子育ての
悩みを相談しなくなった
  ↓ ↓
長男は障害のことを
心配して生活しなくても
良くなった

若しくは治ったと
勘違いしてしまったようです。



中学校は支援級にしました。


その時に言おうと
思ったのですが、

両親と同居していた
私の兄の夫婦が離婚してしまい、

ものすごくショックを
受けていました。

同居はうまくいってたんですよ。


兄と嫁の性格の問題です。


一人娘が成人して、
軽自動車を
兄がプレゼントしたら出て行きました。


20数年の結婚生活、
通帳に残っていたのは
たったの40万円でした。

こんな時に
私のことなんて言えませんでした。


その次の年は
父が末期ガンだとわかり
これまたショックを受けていました。



そして今に至ります。



「長男くんどこの高校に
 行くなかなぁ楽しみだなぁ」

と言ってきます。


もうね、


母をガッカリさせたくないんです。


少し離れた場所にある
高校に進学すると
嘘をつこうかなぁと思ったりもします。


嘘をつけば矛盾が出ることも
わかっています。

根拠のない自信ですが、
なんとか嘘はつき通すつもりです。



でもやっぱり
本当のことを言わなきゃ
ダメですか?


もう
正常な判断ができなく
なってしまいました。

どうかお願いします










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坊さんが考えるに





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になります。



お祖母さんが哀しもうと

事実を伝える方


子どもたちも

あなたも

格好をつけず
面倒くさい
嘘をつき続けることなく



楽になる


坊さんはそう思います。





またもしかしたら

人の家の事を悪く言う癖も

自分の身に起ったのなら

言わなくなる可能性もあります。