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仏教には

四摂事(ししょうじ)
四摂法(ししょうぼう)


と呼ばれる教えがります。


これは

布施(ふせ)


愛語(あいご)


利行(りぎょう)


同事(どうじ)



からなる四つの事柄で


誰でも簡単に実践出来る

修行です。

修行といっても
大袈裟なものではなく


自分が
ほんの少し変わることで
日々の生活が
やりやすくなる簡単な修行だと
坊さんは考えています。



その1つ目が


『布施』

です。


これは他者に対して
施しをするというものです。


災害が発生すると
有名人や企業の社長さんが
寄付をしたりしますが

誰もがそんな大金を寄付
出来るわけではありません。


世間一般の私たちが自分で
出来る事を出来るだけ
することで十分です。


献血でも骨髄バンクでも
ほんの少しのお小遣いでも


お金でなくても

無財の七施


のように


席を譲るでも

立派な布施となります。








ただし
布施である為には

清浄でなければいけません。

清浄とは

『○○してやった』
『○○してあげた』

という


心を残さないことです。



自分が
他者に何かをしてやった
いいことをした


という

心を残し
続けてしまうと


それはもう
清浄ではなくなってしまいます。








してあげた

という心を残さぬよう

普段から

布施の実践

が出来る人間に





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こう思いました。




以上

坊さんのプチ仏教のコーナーでした。