ぼうさんね・・・・
僧籍もってるからね
たまにこんなことを聞かれます。
そこで持ち出したのが
の
お話。
江戸時代に漢文が多かった仏さんの教えを
民衆のためにわかりやすく
なんと
ひらがなで作ってくれた和讃。
衆生本来仏なり
水と氷のごとくにて
水を離れて氷なく
衆生の外に仏なし
衆生近きを不知（しらず）して
遠く求むるはかなさよ
譬（たとへ）ば水の中に居て
渇を叫ぶがごとくなり
長者の家の子となりて
貧里に迷うに異ならず
以下 うんぬんかんぬん。
簡単に訳すと
人は本来、仏さんである
水と氷の関係のように
水がなければ氷はない
人と仏さんは別物ではない
人の心の中に仏さんが
いるというのに
すごく遠く、外にあると思ってる
例えるならば
水の中にいるのに喉が渇いた
と叫んでいるに等しい
金持ちの家の子なのに
家にお金がないといって悩んでいるのと
かわりない。
と教えてくれています。
と
伝えたところ
遊び優先！！
って思ったね。
コメント
コメント一覧 (6)
仏様は私の心の中にいるのですね。何だかホッとします。お話がわかりやすいです(o^^o)
実は、私は結婚記念日や引越し、臨月の頃に大切な人を亡くしています。。。タイミングがタイミングなだけに、これからも良いイベントがある度に何か不幸があるのでは…と辛くなります(´･_･`)結婚前の事ですが旦那に黙っている事がありまして、嫁ぎ先のご先祖様がお怒りなのかな…私の行いが悪かったからかな…と考え出したらキリがありません(>_<)
あなたの行いが悪かったのではないとぼうさんは思います。
もし悪い行いをしたのならば
それに気がついているのならば
今から善い行いを沢山したらいいんです。
と
お釋迦さんはこんな言葉でいってます。
かつて悪いことをした者でも善行いによって償うならば
彼はこの世を照らすだろう雲を離れた月のように
ダンマパダ１７３より
反省し繰り返さなければそれで良いと思います。
こんなんじゃダメだと思っていても、人を羨み、怒りの感情が出てきます。
幸せそうな人が羨ましく、自分は不幸だと思ってしまいます。
自分の中に仏様が...そんな事考えたこともありませんでした。
自分自身の三毒を制したいです。
それに気づいた時点で
第一歩だと思います。
誰しもその感情はありますから
ぼうさんも人を羨むことは多いです。
それに気づき
『おっとあかんあかん 人は人 自分は自分 自分が幸せになるにはどうするか』を考えるようにしています。