でっかいぼうさんの心のお寺

ど~も~でっかいぼうさんです。このブログは5児の父であるでっかいぼうさんが妻と子に育てられている日々のことやお坊さんや保育士・猟師・占星術師の能力をフルに発揮し読者さんや悩めるお父さん・お母さんの相談にのり、おっさんなりにゆる~く解決していこうとする、ゆるゆるブログです。どうぞ、ごゆっくりなさっていってください。

カテゴリ: 仏教の話

坊さんの元に育児の相談がよく届きますが御兄弟・友達で比べて成長が遅い下の子はできない上の子はできないあの子はできるのにと嘆かれている親御さんがいます。法華経の中にある薬草喩品(やくそうゆほん)の中にこんなお話があります。 雨は小さな根小さな茎小さな葉小さな ... 続きを読む
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坊さんの元に

育児の相談がよく届きますが


御兄弟・友達で比べて

成長が遅い

下の子はできない

上の子はできない

あの子はできるのに


と嘆かれている親御さんがいます。




法華経の中にある

薬草喩品(やくそうゆほん)


の中に

こんなお話があります。

 雨は
小さな根
小さな茎
小さな葉
小さな枝を潤し
また中位のもの
大きいものすべてのものを潤す。

樹木は等しく
大小それぞれの種によって受け
種に応じて生長する。

雨を受けた場所により
草木の種類によって
差別されることはない。




と・・・・。




これを坊さんは


1つの雨は

植物を成長させる。

しかし
種子が違えば


同じ場所でも

同じ雨でも

成長の仕方は全然違う。




と読みました。




子育ても
そうではないでしょうか


同じ父と母から生まれても

同じ屋根の下
同じ愛情を受けても


育ち方は全然違います。



育ち方は違うけれど
日に日に
少しずつでも
それぞれに成長している。


それで良いのではないかと



それぞれの成長を

焦らず
比べず

のんびり待つのも
また大切な事だと思います。




合掌








 昔々空海さんは言いました。この花は今日突然咲きだしたのではありません。因や縁があって今日この美しい花を咲かせたのだ拾遺雑集 より仏教は因とか果とか縁とかよく言いますよね。空海さんの言葉で言うなれば種をまくことが 因土の栄養や日当たり が 縁花が咲く こ ... 続きを読む




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 昔々


空海さんは言いました。





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この花は
今日
突然咲きだしたのでは
ありません。


因や縁があって


今日この美しい花を
咲かせたのだ





拾遺雑集 より






仏教は

とか
とか
とか


よく言いますよね。




空海さんの言葉で
言うなれば



種をまくことが 




土の栄養や日当たり が 




花が咲く ことが 




因と縁

どれが欠けても

美しい花は
咲かなかった

だからこそ

果 (結果や成果)

を得ようと思えば



因と縁

が大切であり


種を蒔きゃなきゃ
始まらないし


育てないと
始まらない



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空海さんは


こう言いたかった
のかもしれませんね。




合掌

浄土真宗本願寺派では食事を頂く際に『多くの命と皆様のお陰によりこのご馳走を恵まれました。深くご恩を喜びありがたく頂きます。』食後の挨拶を『尊いお恵みを美味しく頂きまずます御恩報謝に努めますお陰でご馳走様でした。』と言葉を発します。今まで我が家ではどこの家 ... 続きを読む
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浄土真宗本願寺派では

食事を頂く際に





『多くの命と皆様のお陰により
このご馳走を恵まれました。
深くご恩を喜びありがたく頂きます。』



食後の挨拶を



『尊いお恵みを美味しく頂き
まずます御恩報謝に努めます
お陰でご馳走様でした。』






言葉を発します。




今まで我が家では


どこの家庭でもあるように




『いただきます』



『ごちそうさまでした』



と声をかけていたのですが・・・。




日々の事で
適当に流して 言ってるさまに
危機感を覚え


今回導入して
みることに致しました。




流れの中で行うのではなく

一度
一息入れて挨拶してから
頂く

これだけでも
何かが
変わるような気がします。






食事は

生き物の命を頂いている事

改めて
感じて
感謝したいと思いますし









子ども達が当たり前と
思っている三食のご飯。

これは本来
尊く有難いものだと


子ども達の意識にも
刻まれて欲しいと思います。





合掌







ある時ブッダは言いました。他を『愚者である』『不浄の教えである』と説くならば、かれはみずから確執をもたらすであろう。と・・・・。スッタニパータより。こちらに書いた記事で障碍児に対する配慮がないとお叱りを多数いただきました。相談者さんからみた現状も『グレー ... 続きを読む
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ある時
ブッダは言いました。



他を

『愚者である』
『不浄の教えである』

と説くならば、

かれはみずから

確執をもたらすであろう。



と・・・・。


スッタニパータより。


こちらに書いた
記事で
障碍児に対する
配慮がないと

お叱りを多数いただきました。








相談者さんからみた現状も

『グレーの子がクラスにいたら大変だ』


これも真実であると思いますし


保護者さんの

『障碍児をそういう風に見るな』

これも真実だと思います。






立場によって
意見が違うのは当たり前だと
思います。



どちらが悪い

ではなく


おのおのが
その立場に立って

意見を表明したからといって
それが全てでもないし
それが全部悪い訳でもない





『相手はそう思う場合があるのか』

『そう思う可能性があるのか』




『ならばこう考えてみては
 どうだろう?』

お互いがそう考えることで

確執は減り

より良き道が開けていくものだと
思います。



今回は私自身も
その配慮が足りなかったのかも
しれません。

反省せねばと思います。





合掌





たまに『ほとけ』という漢字はどう書きますか?仏 と 佛があって紛らわしいと尋ねられることがあります。香典などでも『御佛前』と書くのが正しいのか『御仏前』と書くのが正しいのか迷われたこともあるかと思います。この漢字どちらが正しいという事はなく佛   仏旧字 ... 続きを読む
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たまに


『ほとけ』という漢字は
どう書きますか?


 と 



があって
紛らわしい
と尋ねられることがあります。




香典などでも


『御佛前』

と書くのが正しいのか


『御仏前』

と書くのが正しいのか



迷われたことも
あるかと思います。


この漢字

どちらが
正しいという事はなく


佛   
旧字 と 新字

であり


意味は同じであります。


なので
どちらで書いても
問題ありませんが


中には

こだわる僧侶




年配の方が
おられるのは事実。





こだわる方々は
必ず古い方の字が
正しいと言いますので


難しい



こっちが正解
と覚えておいて下さい。






まぁ

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どうでもいいことに
こだわるのは

いつも人間なのかもしれません。





合掌





私が住むお山の方ではちらほら彼岸花が咲くようになりました。この花別名が沢山ある花で死人花毒花幽霊花など見るだけ聞くだけで不吉な花だと連想させる名前や彼岸花曼殊沙華(まんじゅしゃげ)なんて季節や仏教を連想させる呼び名もある不思議な花です。法華経に登場し蔓陀羅 ... 続きを読む

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私が住む
お山の方では

ちらほら

彼岸花が咲くようになりました。

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この花



別名が沢山ある花で



死人花

毒花

幽霊花



など


見るだけ
聞くだけで

不吉な花だと
連想させる名前や



彼岸花


曼殊沙華

(まんじゅしゃげ)




なんて

季節や仏教を連想させる
呼び名もある

不思議な花です。





法華経に登場し



蔓陀羅華・摩訶曼陀羅華・蔓殊沙華・摩訶蔓殊沙華


釈迦が多くの菩薩たちにお経を説いた時に
天は四つの華を降らせて供養した


とあったり

昔から愛されている花で
あることが伺えます。




根に猛毒

があることから

子どもや人が誤って
食べないように

あえて怖い名前が付けられた説



お墓やお寺によく植えられていたから


など諸説あるようですが


坊さんは



彼岸花を見て

『そろそろお墓参り行く時期か』



墓参りの目安にしています。



彼岸花を見て
先祖に思いを馳せる


のも


いい時の過ごし方
かなと思います。







合掌








ある時お釈迦様はこうおっしゃいました。ここに1本の たいまつ(松明)があるとする。1本の松明の火を 数百 千人に分け与えたとしても元の火は減ったりするものではない幸せというものもいくら人へ分け与えたとしても決して減らないものです。と・・・・。まずあなたが幸 ... 続きを読む



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ある時
お釈迦様はこう
おっしゃいました。





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ここに1本の 
たいまつ(松明)

があるとする。




1本の松明の火を 数百 千人に
分け与えたとしても

元の火は
減ったりするものではない

幸せというものも
いくら人へ分け与えたとしても
決して減らないものです。




と・・・・。



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まず
あなたが幸せになったら

それを
分け与えてみよう。



もし
あなたが幸せだと
感じることがあったら

その気持ちを
どこかに
だれかに

おすそ分けしましょう。



そうすれば

例え


あなたの火が消えたとしても







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また
誰かが
分け与えてくれます。





合掌





こちらでは
おもしろブログやってます。



御無沙汰をしておりました。私も歳を重ね40歳を超えました。この頃何をするにも『よっこらしょ』『どっこいしょ』と言葉がでるようになってきました。諸説ありますがこの『どっこいしょ』実は仏教用語なのを御存知でしょうか?昔々霊山などの山に登る際に六根清浄 と唱え ... 続きを読む
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御無沙汰をしておりました。


私も歳を重ね

40歳を超えました。


この頃

何をするにも



『よっこらしょ』

『どっこいしょ』





言葉がでるように
なってきました。


諸説ありますが

この『どっこいしょ』

実は仏教用語なのを

御存知でしょうか?





昔々


霊山などの
山に登る際に


六根清浄 と唱えながら

登った 


とされ


それがいつの間にか

訛って


ろっこんしょうじょう


ろっこんしょうじょう



どっこいしょ




になったようです。





六根とは


視覚

聴覚

嗅覚

味覚


触覚

意識




この六つのことを指し

六根清浄で



この六つを清らかな
状態にすることを指します。





こう考えると


どっこいしょ





有り難い掛け声に
聞こえてくるから
不思議なものです。







こちらで受けた
相談は

↓ ↓
でっかいおっさんの子育て相談室


こちらで 
回答させて頂いております。



最近『葬式をしないつもりだけれど良いと思う?』と質問を頂きました。坊さんはお金のかかる葬儀はしなくてもいいと思います。親鸞さんも自分が死んだら賀茂川に捨てて魚のえさにしなさいと言っていました。が・・・・家族がいるのなら話が少し変わってきます。残された方の ... 続きを読む


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最近

『葬式をしない
つもり
だけれど良いと
思う?』


と質問を頂きました。





坊さんは
お金のかかる
葬儀はしなくてもいい

と思います。


親鸞さんも

自分が死んだら
賀茂川に捨てて
魚のえさにしなさい


と言っていました。





が・・・・




家族がいるのなら話が
少し変わってきます。


残された方の
悲しみの場
社会的立場や
考え方
もありますので



本人の意思で

全てをなし

することはなかなか

難しいかもしれません。


ご自身が
そう望んでいるのならば
生前に

ご家族にしっかりと
話を詰めてしておくことが
大事だと思います。





直葬

と呼ばれる


病院から火葬場
まで

直行で
あっても


家族で
死者を弔う
儀式であることに
変わりはありません。


直葬も葬儀の一部
だと認識すると


葬儀はいらない



とは言えません。


お金をかけて
派手にやる必要は
ありませんが


家族と故人の
別れの儀式
でもありますので
しっかりと
考えて頂きたいと
思います。










 

皆さんどのようなお盆をお過ごしでしょうか?親戚懐かしい人親しい人と久しぶりに会って話に花が咲いてることかと思います。くれぐれも自慢ばかりの話になりませんように(笑) ... 続きを読む
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皆さん

どのようなお盆を
お過ごしでしょうか?


親戚
懐かしい人
親しい人と

久しぶりに会って
話に花が咲いてることかと
思います。


くれぐれも

自慢ばかりの話に
なりませんように(笑)